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Julia Kerry

認知症の母とレスキューされた老犬との日々・・・仕事。 

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瑠璃ちゃん、・・・・のようなもの・・・・子供?

  一日のお決まりスケジュール   ー基本的にー

夜お店を閉めて帰宅が3時か4時。
布団といっても母の介護用ベッドだけれど、入るのが4時か5時。
起床予定の目覚ましが10時30分か11時30分。
10時30分に起きれたら30分の英語学習と掃除もこなす。

海外から帰国して数年経過して 今やどんどん英語がしゃべれなくなってきている。
海外に行くこともなくなり、英語圏の 人たちと付き合う事もなく、
たまにしゃべるとしたら東京に住んでいるドイツ人の友人と電話で
おしゃべりするくらい。
大人になって覚えた他国言語は確実に忘れていきます。
もったいないから、今、流行り(?)の30分朝勉を最近始めました。

とってもじゃないが起き上がれないときは目覚ましを無視して
11時30分まで爆睡。
15分間で、カーテン開けて、洗顔、着替え、マーシャさんのおしっこ。
脱兎のごとく、母のいる「フェアー」へ母をお迎えに飛び出していく。
ちなみに「フェアー」は自宅から2分。
11時50分には「フェアー」に到着。

10時30分起きになるか、11時30分起きになるか、
勝負は前日のお店の状況次第。

お泊りセットのバッグ(パジャマ、タオル)を受け取り、
あ、母も当然受け取りますが・・・!
二人でお手手をつなぎ「どこへ行くの?」と必ず聞かれ、
「お家よ」と私。
「誰のお家?」「私とお母さんのお家よ」「あら、そんなのあったかしら?!」
といつもの会話。
階段を数えながら上り、
「・・・17。17だから瑠璃ちゃんの年と同じかなあー」
母曰く「そこまで若くないわよー」と照れながらマジに答えます。
毎回全く同じ会話。

玄関を開けて私が先に入り、「ドアー重いから手を気ィつけてね。」
母 「大丈夫よ。鍵掛ける?」
「うん、お願い」と私。
但し、母は、ドアーの鍵を認識できないのです。
鍵をかけた振りをして 微妙に取り繕います。
脳の海馬部分もやられているから、認知症特有の取り繕いを 示します。
でも、その後がとても嬉しいのです。
「あらー先生様ぁー(母は私の事を 先生様、お宅様、奥さん、
優しいおばちゃん、稀におかあちゃまと呼びます。)」 と言いながら
私の履物をきちんと揃え、自分の履物と一緒に玄関に並べるのです。
そのしぐさが可愛らしく、私はわざと自分の履物を乱雑ぽく脱ぎ捨てます。
毎回同じ。
うーん、昔の人たちの日常生活における礼儀正しさに頭ピョコリ。
ずーと独身で一人生活だった私の日常に、来客がない限り、
いちいちそんな作法はありませんでしたぁ。はい。


お家に入ってまずトイレ。手を洗います。
そのまま台所に向かい私が洗う、前日残しておいた食器類を拭くお手伝い。
(ちなみに鍋とかザル類はかたずけ済み。)

今度はそのまま乾いた洗濯物を畳む作業に移行。
母が真面目そうに一生懸命畳んで いる間に私は昼食の準備。

昼食後すぐに東北大の川島教授と公文が開発した
認知症患者のための学習療法に入ります。
(この学習療法は母に劇的な変化をもたらしたもののひとつです。
詳細はいずれ)

次にやはり同じく開発された数字盤にマグネットで出来た数字を置いていく
お遊びを二人でペチャクチャしゃべりながら、と言っても
あまり会話といううものは成立しないのでひたすら私が褒めまくります。

次に二人でトランプゲームとか、童謡を歌うか、包帯巻き(昔、母は保健師
看護師なので指先を使う作業療法としては最適なのです。)の作業療法。
今度はテーブルを離れて軽い運動。

ベッドに移動して足のむくみを取るためのマッサージと
左手のマッサージ(母は左手首の損傷でほとんど自由が利かないのです。)

ここまでが母のこなすべき毎日のスケジュール。

すごくいっぱい詰まっているように見えますが、
実は母はこれらをこなすのがもの凄く速いのです。
母の特有の症状とは、ジーッと穏やかに長い時間座している事が
苦手なのです。
傍に誰かが居ないと注視していてくれないとアッと間に不安に陥るのです。
自分が何も出来なくなってきていると言う不安から、
「未だ、私にだって何かが出来るのだ」と言う思いがあって、
それで私が傍について、こういう療法や作業を提示すると           
嬉々としてもの凄い集中力を発揮してこなしていく訳です。
その過程で褒めてあげたとき、照れたような満面の笑みを浮かべるのです。

私としては私の成し得る事を通して、母のアルツハイマー病認知症の
周辺状況の改善を試みる上で、
逆に母のこうした意欲や集中力を有り難く思っています。

介護家族もつらいけど、一番つらいのは本人ですもんねぇー。
だから不安にもなるし、不穏にもなりますよね。

母は不穏、不安になったらものすごいトイレ行きたい、大がしたい、
おしっこしたいとなってひどいときは1時間に20回!いくときがあります。
言い出したらもう聞かない。顔の表情はそれはそれは険しくなります!

お決まりの学習と作業と体操とマッサージが終了したら、
後は母のお好みコース。

お昼寝をするか、お天気がよければ、散歩と運動と日光浴を兼ねて
買い物かカラオケに行くか、二人でダラダラ過ごすか
もう一度、大好きな!洗濯物畳みをするか(畳んである物を再度崩したり、
箪笥から再度持ち出すんですけどね、私が) 
或いは川島教授が開発した大人用の計算ドリルをやるか ・・・・・・・・・・。
   ・
   ・
  お風呂
   ・
   ・
夕食。終了したら即、着替え。そのまま手引いて洗面所へ。
入れ歯洗浄して、そのときにはもう私の手には
パジャマ、タオル・・等の入ったお泊りバッグが握り締められていて、
「じゃ出かけようかぁー」 「うん、出かけようー」
但し、この一連の流れをスムースにこなさないと、
「フェアー」に行く事を愚図ります。

ここは微妙な緊張感?!とテクニック?!

老人ホームから引き取ってから17ケ月。
母は劇的に周辺症状の改善が見られます。
引き取ったときの母は両手支えの誘導でしか歩けませんでしたし、
車に乗り込むときも時には二人掛り、異常で異様な不穏の
真っ只中におりました。
今は一人でスタスタ歩き、但しそれはそれで徘徊が懸念される状況です。
実は我が家から1回、
そして夜お泊りの施設「フェアー」で1回ありました。  
あのときのことを思い出すと ギョウッ、 ゾーッとしますですぅ・・!

思うに、長いんだか短いんだかよくわからない17ケ月です。
ま、先は長い・・・・母より先に逝かない事だけは気をつけないと・・・・・!


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