Julia Kerry

認知症の母とレスキューされた老犬との日々・・・仕事。 

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胃瘻

認知症で高齢になると必ず出てくる嚥下機能障害の問題です。


介護を開始して以来、

ず~と考えてきている問題です。 中長期的にみての段取りとして。


胃瘻がいいとか悪いとかの一般論的議論は関係なく、

母にとって必要かどうかです。


嚥下機能が衰え、誤嚥性肺炎を起こすようになったら

胃瘻をするかどうかはその時になったら決める ということにしていました。




胃ろうのメリットは、
日常生活の制限も少なく、本人のQOL(生活の質)が高い点です。
具体的には次のような点が挙げられます。

栄養状態が安定し、リハビリテーションによる機能回復、免疫力の改善に繋がる
胃ろうとは並行して、口から食べることも出来る
嚥下機能が回復すれば、胃ろうを外せ穴も自然にふさがる
誤嚥性肺炎などの感染症にかかりにくい
チューブを抜いてしまいがちな経鼻経管栄養よりも胃ろうの方が扱いやすい
服を着ていれば、胃ろうをしているか分からない

一方、胃ろうのデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
手術をともなう
1~6ヵ月に一度は胃ろうカテーテルを交換しなければならない
口で咀嚼そしゃくしないため、唾液の分泌が減り、自浄作用が低下し細菌が繁殖しやすくなる
嚥下機能の低下により、唾液の誤嚥を起こしやすくなる




といっても結論は出ています。 今の現状では。

即、胃瘻です。


体力を落とす前に栄養摂取の手段を変える ということです。

介護をする上での過程として当然ありうることとして。


胃瘻と並行して口からの摂取も可能の場合もあるようですし、

事実、また胃瘻を抜去して経口摂取に戻られた方もいます。

それには介護者の努力が必要ですが私はそれはやりますね。


かといって母の場合、栄養状態が維持できたら

それはそれで胃瘻でいいのかもしれません。




レビー小体でまだ意識がはっきりしているご本人が

自らの意志で経口摂取を断念して胃瘻にした方もいましたね~

誤嚥性肺炎を頻繁に起こしていたからだそうです。


意識がはっきりしている分、

誤嚥性肺炎は本人にとっては体力を消耗し、苦しかったようです。



また食も細くなり栄養不良で褥瘡もできやすかった方が

胃瘻にすることにより、

栄養状態が改善されてしっかり体重も増え、褥瘡ができることもなくなり、

すっかりお元気になった方もいらっしゃいます。



延命治療云々ではなく、

QOL の維持でもあり、改善でもあるのですよね。




先日の担当者会議では胃瘻もテーマになりました。


「嚥下の問題が出て誤嚥性肺炎を起こすようになったら

今の母の現状からして、当然、胃瘻にします。体力落とす前に」
 と私は伝えました。


今の母のQOLが維持され、誤嚥性肺炎でいのちを縮めることを防げます。

これは介護者の役目です。



ま、胃瘻より経口で食べられるのが一番ですがね。


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