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Julia Kerry

認知症の母とレスキューされた老犬との日々・・・仕事。 

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留意すべき点

   私の場合

例えば私達家族は預けている施設、利用している施設と対立関係が
生じる事を決して望みませんし、施設側もしかり、は当然です。

私達は自分達が出来ないすなわちそれぞれの諸般の事情で自分の家族を
施設に預けたり利用せざる得ない中で、介護サービス保険制度という
国の公的制度を国民の権利として利用しているにも拘らず
施設側に対してやっていただいているという思いが強いものです。

私達ははっきり言って負い目を抱えています。

要介護の本人が望む望まないに拘らず家族の都合による選択と決定権で
本人を入居させざる得なかったり、施設を利用せざる得なかったりの
申し訳なさ・・・・
そして入居希望時あるいは利用希望時での気の遠くなる(?!)なるような
待機状況の中で施設をやっと確保できたラッキーさとありがたさ。
しかし現実問題として
入居時での施設側の説明と実際行われている介護サービスの内実の落差、
家族がこうであろうと考えている一般常識的倫理的感覚と施設側が持っている
運営方針の資質の違い、
介護現場でのスタッフの職業としての適性の問題、
介護現場と医療現場との連携上の不備、まずさ、
     ・
     ・
    etc
     ・
これらの諸問題が発生した時、
妙だ変だとおかしいと思ってもそれを質問したり、説明を求めたり、
改善を希望したりと

私達家族はもはや声をあげる事は中々出来ないのです。

未だ施設入居あるいは利用が必要とされている要介護者、
およびその家族達の長く待ち続けている待機状態での施設を確保した時の
棚からぼた餅的ラッキーさ。。
私達家族は現在、この国の政策における介護の現状を鑑みてもこれ以上の
選択肢はないというのも現実です。

そのような状況の中で施設介護サービスへの不満、要望等が発生した場合、
私達介護家族は当初の段階では黙っています。
それまでも一歩(?!)引きながらもこちらの要望を伝えているわけですから。
家族が声を挙げることで、施設側にうるさい家族として感情的反感を生じさせ
かつそのことによってうるさい家族の入居者利用者として自分の家族へ
のサービスの質が落ちる事を恐れるわけです。
自分の預けている家族を施設という密室の中での人質と
感じている家族も少なくないはずですから。

しかし、黙する事で私達家族の不満は大きなストレスとなって鬱積していて
声を挙げたとき、強い鬱積のあまり感情的対立とならざるえない時があります。
ましてや口頭でのやり取りの中で感情的対立というのは解決すべき
問題の本質を失ってしまう可能性が非常に大きいわけです。



それを避けるために私がしたこと。私の場合。

私は以前母がいた施設でのやりとりでは、単なるお願いや特に正式な申し入れ、
要望、かつ憤りを感じた時の場合も、
ファックスを使いました。

現在の通所施設の場合、毎回取り交わされる1冊の連絡ノート
(基本的にはバイタルやら排泄の状況etcの身体状況の確認、
本人が参加したりした行事等の内容、
それによっての本人の周辺状況の良し悪しの確認、
簡単な連絡事項等々etc・・我が家での状況状態・・に使われているもの)に
記載します。

口頭だと究極、聞いてない、言った、言わないに終始してしまうときもあります。
紙面に文章化成文化することで今現在両者にとって何が問題となっているのか
お互いに非常に確認しやすい訳です。
お互いの主張とそれに対する反論のやりとりが目に見える形となっての
客観性が生じます。
私自身、目で文章を追う事で極めて冷静になる事ができていました。
(ま、そうじゃない時もただあったんですけどねぇ・・・やれやれ・・)
冷静になる事で不愉快さと不満からの私自身の感情を和らげる事が出来たわけです。

特に第三者からの助言を受ける場合、あるいはやむなく介入が必要となり
求める場合も、時間の節約および公平・公正さの客観性においても
両者にとっても有意義です。

今回の「フェアー」」でのケアマネとのやりとりも、全てこのノートを使って
第三者の目に留まってもおかしくない客観性と正当性をこちらの立場から
主張したつもりです。
だから地域包括センターの方達も状況の問題点を理解し易かったと思いますし、
会社からの新しい担当者の方も前任者から、「フェアー」という事業所と家族との問題を
殆ど引き継いでいない中でノートを見ることで問題点の把握に時間掛からずして
容易だったはずです。


この国の介護保険制度の抱えている問題の中、
寝たきりにさせない、おむつから普通パンツへという理念を掲げての
介護サービスを目指す事業所施設もあり、
且つその方針にもとずいて、’汚い、きつい、臭い、給料安い‘という4kの中、
介護福祉の仕事に情熱を傾けているスタッフもいるわけです。
(大体給料が安いということはこの仕事に対する社会的評価が低いという事の
一面でもあるわけです。
私は母を抱えて介護現場に接する機会を得る中で、この仕事ほど人に
感謝される仕事はないのじゃないかと思う時もあります。


私達家族は負い目を背負いながらも私達の家族としての立場を主張してもいいはずです。
何故なら施設事業所も社会的評価・信頼などどうでもよく、
ただビジネスとして介護福祉を利用して利潤追求にのみ走っている所も
ありますが、
私達家族の立場・状況を理解して支援してくれている施設事業所も
あるはずですし、
事業所施設側の主張、介護現場で働くスタッフの主張、そして私達家族の主張等で
今日的日本の介護現場の現況をお国に現実的に理解させる事により、
また、声を挙げることで将来をも見据えたこの国の介護福祉の現状を
改善できるような気がします。

この国の私達は欧米諸国、特にヨーロッパと比べてまだまだ介護福祉に関する
感性と理解が成熟していない過渡期にあり、
そのための試行錯誤が続いている現状です。
国の政策が如実にそれを示しています。やれやれ・・とほほ・・

介護現場と家族の問題の中で、家族はその立場として介護現場に対する不満、
疑問等々を言わないと、客観的状況(!)として改善すべき点があるにも拘らず、
一番被害をこうむるのは実は預けられたり、利用している当の本人なのです。
また、こちらからの申し入れおよび抗議で施設側も初めて事実を知りうる場合も
あるわけです。

問題解決のひとつの手段として文章化(ファックスとノートを使っての
や・り・と・り。手紙はダメ。)する事。

施設でその当人と会ったり、他のスタッフに会ったら、
「言葉の表現、きつくてごめんなさいね。」と一言だけ。
内容に留意してくれという願望を込めて。


     というのが 私の場合 でした。


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