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Julia Kerry

認知症の母とレスキューされた老犬との日々・・・仕事。 

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2.玉石か、石ころかの介護施設

              ② なつさんの話


前回の記事に書いたなつさんは、

うちの母が(つうか私が)その施設と契約解除して、退所した後の数ヵ月後、

運良く、娘さんの住居近くの特養に入居できました。



娘さんはいくつかの疾病を患っていて、体重が35キロありますかと言うくらいの体形です。

    娘さんにしてみますと、住居からあまりにも遠くて行き来が大変で。

         最大の理由は この施設には預けて置けないということでしょうか

                             ・・・・ということでした。




       なつさんが新しい特養の老人ホームに到着した時。


車椅子のなつさんにスタッフの皆さんが 次から次とやって来て
                   車椅子の所にかがんで、自己紹介をしながら、

      「なつさんておっしゃるんですよねぇ~」

      「皆、なつさん来るの、待っていました」
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      「なつさん、ハーモニカがお上手なんですってね。

       私はタンバリンが得意です。

       一緒に演奏できるのをとても楽しみにしてたんですよ。」



なつさんに関する情報全てが、ケアマネを通して、スタッフ全員に共有されていて

                 娘さんは驚くと同時に、とてもうれしかったそうです。

                      勿論、なつさんが一番喜んだでしょう。




しかもタンバリンを演奏されるスタッフという方が、齢70歳だそうです。

入居者と介護スタッフの年齢差から来る

  世代間の会話のギャップは否めないところがありますが、

    私はおもわずそれを聞いて、

      同じ時代を生き抜いてきて

        同時代の社会背景も、音楽を含めた文化をも含めた多くの点で

          共通点を持っている、こういうスタッフのあり方、存在も素晴しいと思いました。
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         今現在のなつさん。


ハーモニカを練習して、みんなの前で発表したり・・・
     だって、なつさん、ほんとにハーモニカが上手で大好きだから。

「私、こんな白髪じゃなくて、きちんと髪染めたいわ」
       と、自分からおっしゃって・・・なつさんの白髪頭は今や 黒髪


そんな事、今までありえなかったそうです。

娘さんにもしっかり!わがまま言うようになって、こうしたいと言うようになって、
娘さんは、 なつさんの意欲的自発的わがままに 嬉しい悲鳴なのだそうです。



高齢でも、あるいは私の母のように認知症でも

その人達の、その人らしさを引き出す。

それによってもう一度、

自分の生きる喜びと楽しみを見つけ出してもらう。




       なつさんが施設を変える事によって、

       新しいスタッフの支援と介助を受けて、

       生き生きしている、嬉々としているその話を聞いて、

       私は とても幸せ気分 を頂きました。



                 磨き上げられた玉石の介護施設なのです、そこは。


                                       ウ~~ワォゥ・・・・です!




                      
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