いぬ という名詞を♪
[No.1794] 2015/10/24 (Sat) 22:38
昨日は
母は「フェアー」お休みで一日中在宅,
私と一緒だったのですが,
”特別編” みたいなご機嫌,はっきりぶりだったのです
そして夜間就寝中,
2時ころ母は目覚めて独語が始まりました.
とても楽しそうに
.
そしてこう言いました.
「あら~, いぬ をちゃんとして~ 良く出来るわね~
せんせ様,何でも出来るのよね~
」 と.
母のベッドの下のお布団で寝ている私に言ったのではなく,
ひとりごと.
私が驚いたのは母が いぬ という名詞を言ったことです.
母は脳内海馬もすっかりやられちゃっていて
日常もう名詞すら出てこない,
アルツハイマー病的言語能力(低下)ぶりですから.
昨日日中,
母は私への依存が強かったので
私は全く母の視界から消えませんでした.
ぺったりくっ付いているときもあれば,
そうでなくても私は母の眼の前そばにいました.
ワンの瑛太を母の足元で母に声かけしながらトリミングをしていたのですよ.

そしてそれ以外にも
母の座っているソファーの部屋だけ掃除機かけたり,床拭きしたり.
床に英語教材を並べて整理したり... いろいろやっていたわけです.
母の眼前で. 話しかけておしゃべりしながら.
辻褄の合わないふたりのおしゃべり
ですがね.
夜の母の独語はそのことを母なりに言ったような気がしました.
いぬ = 瑛太のトリミング.
何でも出来るのね~ = 動き回っていた私.
状況が母の記憶に繋がっているなんて....
もう~ず~~~と そんなことはありませんでしたから.
母は確実に重度にアルツハイマー型認知症なのに.
私はとても嬉しかったですよ,母のそのご機嫌な発言に
アルツハイマー病を発症する人の個としての特性やら身体的なものやら,
そして環境やらで
みんなそれぞれ様態が違うのだな とあらためて思いましたよ.
アルツハイマーだからこうなるのだ,みんな同じなのだ は
やっぱりあり得ないということですね.
母は重度のアルツハイマー病ですが
その生を穏やかに楽しんでいるようです.
クリックお願いします
↓

母は「フェアー」お休みで一日中在宅,
私と一緒だったのですが,
”特別編” みたいなご機嫌,はっきりぶりだったのです

そして夜間就寝中,
2時ころ母は目覚めて独語が始まりました.
とても楽しそうに

そしてこう言いました.
「あら~, いぬ をちゃんとして~ 良く出来るわね~

せんせ様,何でも出来るのよね~

母のベッドの下のお布団で寝ている私に言ったのではなく,
ひとりごと.
私が驚いたのは母が いぬ という名詞を言ったことです.
母は脳内海馬もすっかりやられちゃっていて
日常もう名詞すら出てこない,
アルツハイマー病的言語能力(低下)ぶりですから.
昨日日中,
母は私への依存が強かったので
私は全く母の視界から消えませんでした.
ぺったりくっ付いているときもあれば,
そうでなくても私は母の眼の前そばにいました.
ワンの瑛太を母の足元で母に声かけしながらトリミングをしていたのですよ.

そしてそれ以外にも
母の座っているソファーの部屋だけ掃除機かけたり,床拭きしたり.
床に英語教材を並べて整理したり... いろいろやっていたわけです.
母の眼前で. 話しかけておしゃべりしながら.
辻褄の合わないふたりのおしゃべり

夜の母の独語はそのことを母なりに言ったような気がしました.
いぬ = 瑛太のトリミング.
何でも出来るのね~ = 動き回っていた私.
状況が母の記憶に繋がっているなんて....
もう~ず~~~と そんなことはありませんでしたから.
母は確実に重度にアルツハイマー型認知症なのに.
私はとても嬉しかったですよ,母のそのご機嫌な発言に

アルツハイマー病を発症する人の個としての特性やら身体的なものやら,
そして環境やらで
みんなそれぞれ様態が違うのだな とあらためて思いましたよ.
アルツハイマーだからこうなるのだ,みんな同じなのだ は
やっぱりあり得ないということですね.
母は重度のアルツハイマー病ですが
その生を穏やかに楽しんでいるようです.
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