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Julia Kerry

認知症の母とレスキューされた老犬との日々・・・仕事。 

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ぬいぐるみと犬と赤ん坊

TV等による認知症対応施設の放映で

ぬいぐるみを抱いた認知症のお年寄りを見たことがあります。


そうかァ~ 年を取ると

人間、子供の頃に戻るのか~ とその時思いました。

解説(?!)もそんな内容でした。




でもそうじゃないことに気づきました。

ぬいぐるみが可愛い。

そして赤ん坊は可愛い。

こういうことじゃないかと。



認知症になって

思考すること、論理的に物事を展開すること、

ものを認知すること、言葉で表現することが失われます、時には完全に。


でも感情だけは残るんですね。

特に遺伝子に組み込まれた原始的本能の感情が。




存在そのものが無垢で可愛くて

そして幼くて弱いもの。

それが赤ん坊や幼子です。


手を差し伸べて守らなければいけないものです。


特に女性は妊娠出産という遺伝子が組み込まれています。




認知症になり思考がダメになり認知できず・・・


それでも弱いもの可愛いものに対する本能で

子供がぬいぐるみを可愛いというのとは

全く違うものとして、

お年寄りたちは

赤ん坊というものに対する本能で、

その代替としてぬいぐるみを抱いているのでは と思いました。


残された原始的本能の母親という豊かな感情と感覚で。



子供に帰っているのではないんですよね。

抱いているのはぬいぐるみではあっても、

認知症の当人にとっては

赤ん坊なんだな、実は と思います。



母は瑛太を抱くと

「ネンコねェ~~ いい子ねェ~  と赤ん坊なんです。

  赤ん坊、まずは寝かしつけなくちゃ~~ てなとこかなァ~ 



以前亡くなったいぬのマーシャが

べッドの中で母を舐めたとき、

「あら~おなか空いてんの?!

お母さんね、今食べるものもってないのォ~~

明日の朝起きたら買いに行こうねェ~~

はい、だからもうネンコねェ~~ 
 と幼子でした。




時には犬がセラピー犬になれるのは

認知症お年寄りにとって

その対象である犬が

無垢で可愛くて弱いものだからでしょうか。

だから愛情を施す対象ということでしょうか。


そして体温を伴った暖かかさとぬくもりがあります。

5感を刺激します、皮膚感覚で。



そして犬も愛でられ、褒められ、撫で撫でされるのが

至上の幸せなんでしょうね。



そういえば

ぬいぐるみを抱いた認知症の老人男性て

聞いたことがありません・・・・・いるのかな・・・


    
    
      瑛太、右前脚と頭部をちょっとだけグルーミングの今日です。

     mini右脚スリッカー

      シャンプーした後のグルーミングの

      スリッカーブラシに慣れてもらうために

      今から少しずつ少しずつです。

      全然嫌がりませんでした 

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