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Julia Kerry

認知症の母とレスキューされた老犬との日々・・・仕事。 

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今晩、この時点で

母はほとんど何かして欲しいという要求を具体的に言うことがありません。

進行したアルツハイマー病認知症ですから。



ま、はっきり自分から要求するのは

「大(オシッコ)がしたいゎ~」 

すなわちトイレに連れてってということと

たまに 「出かけません、今日は(「フェアー」に)」 くらい。


何かが欲しい、何かをして欲しいはありません、残念なことに。



でも先日ベッドの中で

私に 「何が欲しいの、買ってあげるわ」 発言があったので

今晩はさっき添い寝した時、私が聞いてみました。



「お母~さん、

何か欲しいものある? 何かして欲しいことある?

言ってよね。

例えば今日は美味しいものを食べに出かけたい とか、

ふたりで電車に乗って温泉に行くとか、

こんな洋服が着てみたいとか~~~~

なんでもいいのよ。」




こんな質問はムダだ とわかっていても聞いてみる。




母は私の言っている意味を何とか理解しようとして

天井見つめて・・・ウ~ン・・・てな感じでした。



こう答えました。

「そんなことわからないわ・・・・・

    ・・・・・・・・

私はね、ここに来てから皆さんのおっしゃる通りに動いてるでしょッ。

皆さんがあぁ~すれ、こう~すれと言えばちゃんとやっているでしょ、

も文句も言わずに。

それでいいんでしょッ」



言葉の後半は若干のお怒り口調で キリッと。

今晩のこの時点(すぐに忘れますが)の母は

ここが施設であり、

そして何もわからない自分は言われるままに動いている と自覚しておりました。




そうですよね。

日常生活で

「起きましょ。ご飯食べましょ。着替えましょ。お風呂入りましょ。

靴脱ぎましょ履きましょ。

おトイレ行きましょ。出かけましょ。こっちに座りましょ。歩きましょ。

お薬飲みましょ。水分摂りましょ。このゲームしましょ。

枕の位置はそこよ。今日はお泊りよ。~~~~。 」


すべて私やスタッフの指示で動いてますものね。




ふと思いました。

自分が何をしたいのか

どうしたいのかすらもわからないという日常で

私やスタッフの指示にそのまま従う・・・・


これが自分の、生きる生き続ける手段 ということなのだ と

本能的に悟っているのだな と。


ま、切ないですけどね。




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