FC2ブログ

Julia Kerry

認知症の母とレスキューされた老犬との日々・・・仕事。 

02月« 2011年03月 /  12345678910111213141516171819202122232425262728293031»04月
BLOGTOP » ARCHIVE … 2011年03月

母の感

今の母は物の名前もどんどんわからなくなっておりますし、

言語や思考においての組み立てももう全然ダメです。


感情のみで成り立っているようなところがあります。

楽しいのかそうでないか、不安なのかそうでないか、

安心してていいのかそうでないのか・・・・・すご~くシンプル。




    そんな中で母の感というか、空気を読むことは中々鋭いのです。



私が教えている日本語教室の生徒に

今一時帰国しているスリランカからのお坊さんがおります。


普段の自宅での教室時は母には 「フェアー」 に通っていてもらって不在ですが、

このお坊さんの場合は、超多忙な人のためアポイントが取りにくく、

急遽、授業を ということが多く、

実は母が我が家に在宅している時に教える事があります。


ひとしきりこのお坊さんを交えて3人でおしゃべりした後

          (この方は日本語ペラペラ。私の所へは読み書きを習いに)

母に聞きます。

「お母さん、少し横になってる?」

「ええ、寝てるわ」 とベッドへ。


授業が終了して

「お母さん、起きる?」

「ええ、起きるわ」 と。  この間母は眠っておりません。 ← 昼寝しない人





又、別の来客の時、とり止めのない話のときは

横で計算ドリルとかをして 「せんせ様ぁ~ 5 足す 5 は10?!」 と 

聞きながら一緒にいます。


ところが来客と私がかなり込み入った話、例えば諸々の意見交換、情報交換とか・・・

いろいろシリアスな話題になった時、やはり母はベッドへ行きます。

やはり眠らずに話が終わるのを待ちます。

最初の頃、来客と私はおもわず顔を見合わせました。

別にご機嫌も悪くなるわけでもなく、普通のニコニコ。

歌っていたり、いぬのマーシャさんに話しかけてたり・・・



こういう時は自分の居場所がどこであるか理解するのです。

普段の日常でこういうことは絶対ありません。



事実、私自身大事な話をしながらの一方で、母の様子を伺いながら対応するのは

しんどいですし、疲れます。

それを母は読み取ります。

重いアルツハイマー病なのに・・・・私のために空気を読んでくれてる母の感です。
     



勿論、来客が帰った後、私は母に hug hug やら ほっぺにチュッチュッ やら 

          いろいろ介護サービス(?!!)の大出血サービス  

                          で、 ありがとうのお返し です。



                   人気ブログランキングへ
             ブログランキング参加中
                    クリックお願いします