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Julia Kerry

認知症の母とレスキューされた老犬との日々・・・仕事。 

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バス の中で

職場への出勤でバス利用が多くなってのある日。

仕事帰り、バスの中で座っていました。




と私の前のふたり席におばあさんがひとり。

そこへもうひとりのおばあさんが。

      あばあさんA 「あら~〇〇さん、お久しぶりぃ~。ここ、ここに座ってぇ~」

      おばあさんB 「あら~〇〇さ~ん」
  

ご近所同士らしいこのふたり、会話が盛り上がっておりました。
  
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              ・
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     おばあさんB 「ねぇ、それ何?」

     おばあさんA 「ああ、これね。嫁からなのよ」



おばあさんは首に何か袋を提げています。


     おばあさんA 「携帯よ。いつもひとりの時は持って歩いてるのよ」


袋から携帯を取り出して。しかもその携帯、ちゃんと袋に連動しています、紐で。


     「あんた、携帯、使えるの?!」 とおばあさんB


     「使えるわけないじゃないの。

      息子や嫁が教えてくれたけど、こんなのできるわけないじゃない。

      でもね、ここ見て。

      この黒く塗りつぶしてあるところ。 音が鳴ったら、ここ押せって。

      ここ押すとしゃべれるのよ。

      嫁が仕事に行く朝、首にかけさせられて、絶対離すなって。

      嫁が昼休み仕事場から必ず電話よこすのよ。

        ~ 何してる~とかお茶飲めとか・・・ ~

      今日も私がお稽古に出かけるもんだから、絶対離すなって。」



     「嫁さん、やさしいじゃない。心配してんだね」


      「そうなのよ。前に私が留守番してる時、骨折しちゃったでしょ。

       だから私をひとりにしておくの、心配みたいで。

       息子なんか会社行っても電話なんか全然してきたことないけど、

       嫁だけはいつも電話してくるのよ。留守番を心配してくれてるみたいで」


      「これなんかも嫁が縫ってくれたのよ」
 と携帯入れ袋を。


      「ほら、〇〇神社のお守りも縫い付けてあるでしょ」




そっかぁ~ そういう携帯の使い方、持たせ方もあるのかぁ~ と感心。



ふと、うちの母の場合と考えてみましたけど、

う~ん、全く無理、  携帯の意味も、袋の意味ももう何もわからないから。

それにひとりでお留守番できないし、ひとりでお出かけする事もありません。

あまりにも認知症が進行し過ぎてますから。




                       
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