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Julia Kerry

認知症の母とレスキューされた老犬との日々・・・仕事。 

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7.介護家族ひとり

       介護・私の場合⑦

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そしてhug.hug.hugで身体の接触を通して
安心感を植え付け、



次は会話の工夫

普段、家族とか親しい人は「あぁ、うん、そう、いいよ、・・・。」的に
会話
のやりとりが短いものです。
内容が理解納得できれば、あ・うんの呼吸で会話のやりとりが成立します。

認知症の人達は会話の中身が理解できていなかったり、
返された言葉が理解できない場合があります。

私は母との会話に必ずと言っていい位、最後に

「ありがとう(ございます)」
「助かります(たすかるわぁ)」
「悪いわねぇー」
「ありがたいわぁー」
「感謝してるわ」
・・・・・・・・
・・・・・・・・・と付け加えます。

最初の頃は意識して! しかも、かなり大げさに!
普通の人達との会話ではありえません、ここまでは、
という位。


お茶碗食器拭きを頼んで毎回「いいわよ」と答えた時、
「ありがとうねぇ、悪いわねぇ、」
途中で「助かるんだわぁ、二人でやるとアッという間に終わるし・・」

トイレの水を流したら「ありがとうね」

消灯のためのスイッチを押す事ができたら
「あらぁーやらせちゃって申し訳ない。ありがとうねぇ。」

洗濯物を畳んでいる最中の声掛けで
「悪いわねぇー、洗濯物やってくれるから助かるの。
手早いから、頼みやすいの、お母さんに。ありがとね。」

靴やスリッパをきちんと揃えてくれたら(母はこれが習慣)
「ていねいに、ありがとうございます。
ありがたいのよねー」

買い物に出掛ける時、
「一緒に行ってくれるの?!悪いわねぇー。助かるわァー。」
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一つの行為、言葉に
お礼と感謝の言葉を加えて答える事で彼らは感じています。

まだ、出来るんだわ。
喜んでもらえるのだわ。
必要とされているんだわ。

人が他者から褒めてもらう、感謝される事で自己認識をする中、
何も出来なくなってきている、
だんだんわからなくなってきている
という感情が呼び起こす不安からは
かなり解き放つ事ができるとおもいます。



この感謝とお礼の言葉の付け加えは、
言葉の持つ力なのか
私まで穏やかぁーな気分にさせてくれます。

時には会話そのものが成立していなくても
母が内容より、「今、ここで、自分は問題ないのだ」と
感じていてくれたら、
それこそ問題なしです。




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