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Julia Kerry

認知症の母とレスキューされた老犬との日々・・・仕事。 

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瑠璃ちゃんとマーシャさん

母はマーシャさんと夢の中。
介護ベッドの上で老人と老犬がこっちの枕とあっちの枕での寝姿に
妙に相通ずるものがあってほほえましいものですわい。

マーシャさんには本当に感謝。
実は母はマーシャに対してまるで自分の幼子のような接し方なのです。

ベッドに横になる時、母はマーシャと一緒なのですが、
例えばマーシャがキスをしたりした時
「あら、お腹空いてるの?お母さん今何にも無いから明日買ってあげるから
今日はねんこ、ねんこ、ねんねんこだよ。」

ベッドで私が母の足の浮腫み取りのマッサージ(母はこれが本当に大好き)を
始めると
「あらー優しいおばちゃんが足さすってくれてるから、あんた、後で、
優しいおばちゃんありがとうって言ってね。」

そしてたまに
「ああーお母さんこんな生活いやんなっちゃた。昔は保健婦と看護婦していて
あの頃が一番よかった。もう何にも出来なくなって死んじゃうしかないんだよね。
でもアンタお母さん死んじゃったら困るでしょ。」
その時はいささか聞き耳を立てている私は「お母さんそんなこと言わないで」
と言うと
それまで小声で若い母親が子供に語りかけるような口調で囁いていたのが
ころっと変わって普段の口調で「あら、聞いてたの?!」
パカッと首を上げて私を見ます。

マーシャは母が寝入るまで首をギュウーと母の腕の中で掴まえられています。
ごくたまに、小さな女の子がお人形さんを片手で抱えてたってる姿、
その構図になる時もあります。
マーシャは、なされるがまま。

マーシャは私がアメリカから持ってきた犬でずーっと15年近くも私と一緒の
ロングヘアーのミニチュアダックス(数年前まではもう一頭ワイヤーミニダックスが
おりましたが、15歳で他界)で
2年前ほどから眼球も真っ白の老人性の白内障で全盲です。
この子の感心するところは、
母を引き取って以来、自分より母のほうが上であるとしっかり自覚している
ところなのです。
あれだけ私とべったりした生活を送ってきた中で、私が当然母を優先せざる
得ない中で
私に甘えていい時と甘えてはいけない時をわきまえています。
母を「フェアー」に送って自宅に戻った時、「ママ、あたしを抱っこしてェー、
抱っこしてください」
とそりゃあもうせがみます。

母の本音(?)の内緒のおしゃべりの聞き相手していてくれるマーシャに感謝。
私の側にいてくれるマーシャに感謝。
但し、マーシャは年老いたです。
犬の1年は個体差によるけど、人間でいえば大体4,5年で
人間例えば70歳の人の2年後は72歳だけれど
犬の70歳は2年後は80歳なのです。
この差は大きい・・・

母という老人とマーシャという老犬は、私に’老い‘というものを享受、
受容するための
ホント、せんせ様達(先生様達)つうわけですわい、ワンワン。
感謝感激雨あられ・・・・・・これ、母の口癖。




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