介護の原点
[No.6] 2009/05/21 (Thu) 03:39
今日の素敵な事
ブログ立ち上げた事を、昔、母がお世話になった老人ホームの
ケアーマネージャーさんにメール連絡したのです。
久しぶりでしたぁー
私は母を介護するという事を通じて介護の世界、すなわち施設の事、
介護現場の状況、国(厚生労働省)の方針、
欧米との介護老人に対する考え方の違い、
介護家族の抱えている問題、社会環境の在り様、
しいては、人が抱えているところの心の問題を学ぶわけです。
ひとつのカテゴリーの中に詰まっている問題の重大さと
日本の社会がついてゆけない深刻さ。
こういう風に書くと、ほんとうに凄ましい様に聞こえるけど、
うん、今の日本における介護の現状はその通り、凄ましい。
将来もっと加速度的に深刻にならざる得ない中で、
いま、基本的なコアを構築しておかないとねェーと
私も真面目に考えたり、感じている中、
今日、久しぶりに連絡を取った昔のケアーマネジャーさんが
おっしゃいました。
「認知症の改善や安定に必要なものは、病院や薬ではなく、
寄り添う心と病気への理解と適切なケアです。」とおっしゃりました。
介護する者と介護される者が向き合うときの原点ですよね。これって。
勿論、毎日顔を合わせている介護家族は大変。中々大変。
あぁ大変。時には超大変。
だって相手は認知症という病気だから。
でも、介護の現場の方がそういう自覚を持って下さっているというのは、
家族にとってとても励みになります。
しかもこれは彼女の昔からの持論です。
思いやりかぁー これって認知症とか介護ばかりじゃないんですよね、実は。
今日は素敵な言葉を聴いた日でした。